酷い人格でもいい作品が生み出される件について

 そうそう。夜にルームメイトとリビングで話してたんだけど、ずいぶん前にお祭りになっていたらしいので今更なんですけど、自分の大好きな渋谷系の音楽ユニットのO氏が、実は激しいいじめをやって来た当事者だと聞いて軽く落ち込みました。ちょっとしたいじめなら誰でも体験があるかもしれないけど、彼のいじめは対象が障害を持っている人だったし、O氏は参謀で、実行犯は手下にやらせてたみたい。*1被害者を追跡取材した記事があるらしんだけど*2その後の被害者は社会に出ても苦労されたみたいで。一方O氏は社会的に大成功を上げて女子にもモテモテなわけで・・・。物語の世界の様に理想的な結末は待っていない。でもでも、私はそのCというユニットの音が大好きで、毎日よく聞いていたのでどうしても酷い人格から綺麗な音が生まれるのが信じられなかったです。「いじめる側にも業があって、それを昇華するための表現活動」なんじゃないかと・・・。自分的なひとりよがりな読み取りをしないとちょっとやってらんないです。ショボン。

*1:この事実をO氏は「ロッキンオン・ジャパン」(1996年1月号/O氏2万字インタビュー)という雑誌で自ら言及している。しかも全く反省してない模様。

*2:雑誌のQuickJapan Vol.3「村上清のいじめ紀行」(1995年8月発行)この雑誌の企画もいかがなものかと思うが結果的に狂言だったんじゃないかという噂を否定する証拠となっている