絶望に効くクスリがあるとすれば

 今日は一日休みだった。昨夜、友達が厚生労働省前で柳澤大臣発言への抗議パフォーマンスをするとメールがきたので今日はそのお手伝いに霞ヶ関まで行って来ました。人形と大臣と首相のコスプレをした友達が「子生み問題」を解りやすくパロってました。結構各メディアの記者さんとかも来ていたので私もプラカードを後ろで持ったりしてお手伝いしました。パフォーマンスの後には4女性団体と野党議員合同で直接大臣への陳情をしました。(秘書しかいなかったみたいだけど)
 今回の事件を揶揄った替え歌とかも歌われてました。正確な歌詞は忘れたけど内容はだいたいこんな感じ↓
 子ども生め(俺たちの年金を支えて欲しい)→でもパートもやれ(ま、非正規雇用って条件で)→年金使わず早めに死ね(労働力としても女としても終わったら)→「美しい国」のできあがり(勝ち組男にとってのね)
 まーよくまとまった歌だと思います。自民党の「政策すごろく」をつくったらたぶんこうなるでしょうw
 
 帰りがけに元ルームメイトのMちゃんとお茶したんだけど、彼女って政治経済学が専門なんだけど話しててすごく元気になってしまったわけ。まあ、今回の大臣発言に対してとかコマゴマした攻勢でバタつくだけじゃ鬱になっちまうと思うんだけど、話してて明確になったのは『経済原理で動いてる世の中なんだから有る程度経済ヒエラルキーの中のどの部分にどういう風に自分が組み込まれてるか冷静に把握すればいいんだ・・・』って事に気付いたのね。(いや、今更と言われそうなんですが、人間は生きてるといろいろ忘れるんですよ)はっきり言ってロマンチックラブイデオロギーとか美容整形とか向精神薬とか食い放題バイキングとか江原啓之よりも現実的にメンタル面に効果があると思う。マジで。正しい現状認識→対策。これで攻勢かけてくしか残された道はないんだよあなあ・・・と。
 ・・・という事でM女史オススメの、活字が苦手でマンガしかよめないワタシへの推薦文庫を早速ブックファーストで買ったので読んでみることにする〜↓
 

労働ダンピング―雇用の多様化の果てに (岩波新書)

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「ニート」って言うな! (光文社新書)

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