猫が私を誘惑するんです

(なぜか9日と10日が入れ替わってますが、まあ、いっか)
今日、近くの神田川の橋を渡っていると
 耳にヘッドフォンをつけてスーツを着た若々しい20代のサラリーマンの青年が猫ちゃんをさわさわしていました。いい若者がキャバクラのお姉ちゃんをさわさわするのはわかるのですが、猫をさわさわしていました。
 たぶん私はここで少女漫画の主人公(遅刻専用食パンをかじりながら「チコク。チコク〜!」と焦りながら学校へ向かうようなちょっとおっちょこちょいの)よろしく、そのサラリーマンの横顔にドキっとするべきなんでしょうが、私自身がそのとき空手の道場へチコクしそうだったので、お構いなしに走って駅へ行きました。「フウ危ない。思わずかまうところだったぜ!」と思ったやさきに!今度はバスケットに入った子猫をとりまく若者三人組が登場!生後1週間くらいでしょうか?段々毛も生え揃い一番カワイイ時期であります。たぶんもらい手がいないんでしょうね?バスケットの子猫たちは猫好きの私にとってはまあ、例えてゆうならば、「地獄の黙示録」の中で泥沼化したベトナム戦争で何ヶ月も駐留を余儀なくされた米兵の若者にとってのバニーガール並に(例え長いなあ・・・)涎でまくりの魅力なワケで・・・。が、しかし私には空手という宿命があり、涙目になりつつもその場を振り切って総武線へ駆け込んだのであります。
 私って意志が強いよね。