「靖国」関連のシンポジウムのレポ

 ドキュメンタリー映画靖国 YASUKUNI」の上映を取りやめる映画館が相次いだ問題で、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)が主催して全水道会館で緊急シンポジウムを開かれたので行ってきました。上智大学教授の田島泰彦さんが「表現の自由」の観点から問題提起した後、映画監督の森達也さんが講演。ドキュメンタリー映画のつくり手の立場から発言されました。
 細かい事は明日追記しますが、まあ、ぶっちゃけ「中国人なんかが靖国について映画撮りやがって!」という感情がやっぱり日本人の中にあるんじゃないの?という本質的な部分が今までの議論でスッポリ抜けてたなと思いました。森さんがその事をハッキリ明言されたので、私も我に返ったのです。映画を試写会で見た直後に私もまず一番目に浮かんだ事がこの事でした。その他の事は全部「後付け」であると。

 そうだとしたら・・・本当にトホホな話であります。日本人恥ずかしい・・・。