ガンドレス

 昨夜わたしは見てはいけないモノをみた。それは伝説のアニメーション「ガンドレス」である。このアニメはなんと完成してないのに劇場公開したというモノです。意味がわかりますか?「完成してないのに劇場公開した」作品です。(なぜ繰り返す!?)それは〜言ってみれば〜、「たこの入ってないたこ焼き」「お茶がたてれない千利休」「卓球ができない愛ちゃん」みたいなものである。要するに「存在する意味がわからない」代物です。でも、存在価値はあるかもしれない。なぜならそのDVD(劇場公開バージョン)を見る事によってお茶の間に一体感を呼び寄せる事ができるからである。「ウオーすげ〜」とか「ありえねえ」とかその場に居る人たちを釘付けにし、そして連帯感を抱かせる事ができるからである。熟年離婚秒読み段階のご夫婦や、すっかりご無沙汰のセックスレスカップルもこれを見る事でディスコミニュケーションが克服できるかもしれないわけである(っていうのは嘘である)
 って事で、私は猛烈にオススメします。


 ちなみに特にアニメ関係者にこれほど恐怖心を抱かせる作品は無いのではないだろうか?「落とす」とはこういう事をいうのだなあ・・・と。