801の授業が終りました

 今日は夕方まで801の授業に提出するレジメをつくってました。二ヶ月遅れですけど(汗)まあ、私の漫画遍歴となぜ自分が801を好む様になったかの系譜がわかるレジメをつくろうと思って。
 私は全く論理的な事とか、地道な作業ができないんですが、きちんと自分の年齢と西暦を表で表したり、当時読んだ漫画を年号で記述してみたりすると結構面白いという事がわかりました。人間というものは結構記憶の改ざんをするものなんだなあ・・・と実感。例えば「花とゆめ」で「僕の地球を守って」という漫画が連載されたのは87年〜94年なのですが、自分の記憶だと連載以前の中学生の頃に教室でこの作品を読んだ・・・と映像で記憶しているんですね。でもそれは明らかに間違えなんですよ。人の記憶ってこんなものなんですね。
 後、思春期に従姉のお姉ちゃんの家にあったというだけで萩尾望都の作品群を読んでますね。普通10年前の漫画を中学生は読まないと思うんですが、ちょっとしたきっかけがあれば読む訳です。しかも理解できてたみたいでその後自分で萩尾作品を買ってますね。
 きっかけって重要ですねえ。
 ・・・で何が801かというと、自分の場合は二次創作が発端ではなく、あくまで24年組の影響や白線社(花とゆめ/LaLa)、小学館別コミ)の少女漫画の作家の影響で801好きになっているんだなあという事です。っていうかフェミに目覚めてたんだなあ・・・って感じです。その延長線上で二次創作を流行ものとして消費してたみたいですねえ。
 ふむふむ。なるほどなあ。自分の事とはいえ人それぞれ歴史ありですなあ。
 ところで今日で801の授業は終わりです。かなり寂しいです。今まで金曜日の夜にI先生の授業を受けて、その後腐女子の方々と一緒に懐かしのアニメや漫画の話を思う存分出来る事がとても楽しく、生き甲斐になってたのですが、それも今日で終わりなのです。ショボン。
 でも、ここで新たな出会いが沢山あって、出会った理論もあったわけで、きっとこれからの私の価値観や考え方に影響があったはずです。



 常に批評的である事、それは何かを否定する事ではない
 全否定でも全肯定でもない、批評的である事で物事は前にすすんでいくんだ
 批評する事は難しい、勇気がいる
 自分にとって難しい事だけど、それをきちんと生かしていければ
 腐女子として生きて行く事の道しるべになるだろう
 まぜてくれた生徒さんに感謝
 そしてなにより受け入れてくれた先生に感謝なのでした
 ありがとうございました