湯河原でかなり濃ゆい事になってた

rena11252007-11-17

 はい。ただいま私は湯河原に来ています。そう、湯河原と言えば不倫。不倫といえば湯河原。しかし、今日はそれより濃ゆい事に巻き込まれている。
 まず友達に「湯河原の温泉に遊びに行こうよ!」と誘われた。女三人温泉の旅か〜。いいなあ。「火サス」みたいで。他にも人が来るとは聞いていたが、まあ後数人お友達が来るのだろうと思ってました。まず、到着したら受付があった。受付?なぜ受付?温泉宿って一人一人にネームプレートを付けさせたりするっけ?とりあえず自分の名前をネームプレートに書き込んで大広間へ。そしたら・・・おびただしい人が大広間に!なんと80人・・・。聞いてねえ〜!80人と交流すんのか!?まずここで心がちょっと挫けたw午後三時に開会式があり、そこでまず作家のY枕先生が主催者としてご挨拶。続いて作家のT千穂遥氏が挨拶、K谷真理女史もご挨拶・・・ブルブル。ここは一体なんなんだ?作家さんが来るかもとは聞いていたが。これは何が起こっているのか?
 一度夕方に解散して、各自温泉に入ったり、まったり湯河原の町を散歩したりしてから7時に大広間に集合。夕飯豪華!おいしそう!来てよかった!(食べ物さえおいしければ人間は大体の事はどうでもよくなる)

 そうこうしているとこの主催団体である「ガタコン」が独自にプロデュースした「鴨ネギシスターズ」という人たちが踊りだした。数人の鴨の役の男性と数人のメイド服を着たお姉さんたちがネギを持って踊っている。しかもただのネギではなくライトセーバーが仕込んである特殊加工だ。・・・意味が分からない。周りの人たちは暖かい視線で受け入れているが、とりあえず何も疑問を持たない事にした。自分も暖かい目線を彼らに送る。
 一息ついて今度は夜の部。獏さんが「今日は貸し切りです。だから大丈夫です」と言っていたが。一体何が大丈夫なんでしょうね?まあ、あんまり考えないようにします。
 腹ごなしに御友達のNちゃんに空手の空突きを教えいたら人が集まって来た。某A原会館の有段者の人がいたのでなぜか組手をやる事になる。なぜだ。自分は今温泉宿に来ているのになんでこんなに色気がないんだ!?なぜ自分は男と組手をやっているんだ?男との向かい合い方が違うだろう?!・・・さておき。とりあえずお互いの流派の型等をあれやこれやと出し合う。お兄さんには「君のところは泥臭いね。そしてえげつないね」と言われ、ちょっとうれしかった(褒め言葉だと勘違いしている自分)
 そうこうしているとなにやらコーヒーショップが開店している(すでに気分は学園祭である)のでそこでコーヒーを飲んでいたら「これどうぞ」と青年が私にお菓子を薦めて来た。「これフランス軍の正規軍が食べているレーションなんですよ」と言っている。レーション?何それ?「メタルギアソリッド」に出て来るエネルギーのポイントの事?どうやらレーションとは「戦闘糧食」の事で兵隊さんが山のなかとかで食べる非常食みたいなもんだ。彼曰く「フランス軍のはおいしいし、日本軍もおいしい。でもアメリカ軍のものは世界一まずく、エチオビア難民も受け取らない代物だ」と言っていた。またおいらは(女としてあまりお得じゃない)知識が豊かになったよ!
 そうこうしていると今度は隣でカードゲームが始まっている。「死」「譚」「妖」「魔」などなどの毒々しいワードがかかれたカードが並んでいる。どうやらこのゲームのルールは不明だが、獏さんをはじめとするバイオレンスアクション小説を書く作家さんたちが開発した「バイオレンスノベルズポーカー」というもので、このゲームによって一番インパクトのある小説のタイトルを仕上げた者が勝ちらしい。これBLでも代用できますね?「俺」「君」「死」「愛」「憎」「上」「下」・・・とか。ごめん。脱線した。

 後は「BS漫画夜話」で押井守監督の回にゲスト出演していた評論家さんとリアル政治とアニメの関係性についての話を延々としたり、女性の小説家さんと着物談義をしたりして夜は更け、露天風呂にももう一回入ってバタンと寝てしまいました。すごい。自分結構なじんでる!97982