「キャリアダウン」も悪く無い

 今日は仕事の撮影で遠出しました。まあ、なんていうか、NPO系の取材だったんだけど、毎回いろんなすばらしい方に会えて正直うれしいお仕事です。今回も女性のスタッフさんをインタビューしたんですが、この方が竹を割った様な男気あふれる素敵な女性でした。もともと大企業でバリバリに働いてて、キャリアも年収も相当なモノだったらしいんですが、いろんなものが手に入っていても何か違和感を感じられたらしく、どんどんいろんなモノに関して「鈍感」になっていく自分が怖くなって、退社して今の職業に転職されたそうです。どちらかというと世間でいうところの「負け組」の方を支援するお仕事なんですが、むしろそういう人からいろんな事を学ぶ毎日らしく、「ああ、人の中に本来ある良識って別に経済至上主義の中でも生き残っていくものなんだ」とすごく、希望を感じました。
 
 夜も仕事。作品つくる時間がないのが悲しい。