「コードギアス」から世界をみる

 さて、ここ2日ほどで「コードギアス」という『今超売れてるらしいアニメ』をだいぶ見ました。日本がブリタニア帝国という架空の国により制圧され、占領されているという設定。今のところの第一印象としては・・・。これは「反米」とか「ナショナリズム」とかが果たして下地にあるんだろうか?という疑問が・・・。それとも制作者はそういったリアリズムを単にシナリオの中でのスパイスとして気軽に導入しただけなのか、どっちなんだろー?と思いました。
 まあ、ただ、私の好きな映画監督さんがこの作品に対して言っていたのは「ナショナリズムっていうのは冗談で言っていたらそれが本当になったりするから怖いんだよね」と指摘していて・・・まあ、確かにそういうのはあるでしょうねー。
 もうちと固まってきたらきちんとレビュー書きますわ。
 ちなみにこのアニメは海外のアニメフォーラムやブログでも大反響。様々な国のファンが熱心に書き込みをしている。かつて旧日本軍に占領された歴史のあるアジアの国の人々から、アメリカ、イギリスの立場からの書き込みも多々あり、単なる萌え文化としての消費を越えてお祭りになってていいですね〜。ナショナリズムやらについて本気で議論したら殺し合いになると思うんだけど、やっぱりリアル政治よりアニメという共通言語を通しての方が話が生臭くならなくていいよね。オタクはpeacefull!
 http://www.moonlight.vci.vc/misc/Code_Geass.html

おまけ:イラクに駐留する13万人のアメリカ軍(06年当時)の中には当然アニメオタクもいるわけで・・・こんなサイトがあったなんて・・・ショック!
 「戦場のOTAKUhttp://www.moonlight.vci.vc/misc/otaku_in_Iraq.html