君が代不起立

最近ビデオプレスがつくった「君が代不起立」を頂いてさっそく拝見しました。ウケたシーンは松原さんが撮影してたら公安が近寄ってきて「なんだビデオプレスか」と言ったところです。(顔が割れてる!w)後、都立戸山高校の卒業式って生徒が仮装してるんですが、うさぎのデカい着ぐるみを着た生徒が君が代斉唱の時に着席しているんですが、なんかうさぎが不起立ってところがとてもシュールでした。・・・あー、で、真面目な感想も言いますw。「君が代ごとき起立して歌ったって別に減るもんじゃなし、背に腹は代えられないんだから大人しく都教委に従ってればいいじゃんか」というところが世間的な「大人の判断」なんでしょうが、君が代に嫌悪感がある人に斉唱を強要するシステムは頂けないですね。君が代が大好きという権利があるなら、大嫌いという権利もあっていい。後、生徒自身が自分たちで判断して行動する事をきちんと尊重するべき。自分の頭で考えて行動できる人間を育てるのが教育の中で大切な事なんじゃないの?板橋高校ではほとんどの生徒が卒業式で着席するというすごい事が起こったらしいけれど、それを生徒の自主的判断というふうに認めれない大人がいるのは、それは大人の側のエゴだよね。結局「子ども」という生き物を一人の人間としては認めて無いって事だよね。ナメてるって事だよね。子どもってさ、そういうの感じ取るし、ずーっと覚えてるからね。そういうのって大人への不信感として彼らの人生にずっと影を落としていくと思うよ。
 「君が代」問題は大人の政治の攻防戦なだけじゃなくって、教育現場で起こってるってところが見落とされがちだと思う。本当の主役は生徒達なのにね。
ビデオプレス http://vpress.la.coocan.jp/