人と出会ってみて

 今日は午後三時から毎日新聞の取材。以前よりは割とうまい事進行している。

 夕方から仕事。

 12時前に会社の新プロジェクトのチームの打ち上げの3次会に合流。終電終わってるんで結局朝まで飲んでました。渋谷の「宇田川カフェ」の後に「八月の鯨」というバーに行きました。
 このチームでは私はとっても苦戦した。あるプロデューサーの男性と組んで私がカメラマンをしていたんだけど、もう、この人と相性が悪くて悪くて。最初現場で大喧嘩したりしてさい先悪かったんだけど、我慢してつき合ってみたらこの人が実はとても情の厚いいい人で、「人間って長いことつきあってみないとわかんないもんだなあ・・・」って思った。自分は根っこがAC体質なんで初対面で喧嘩とかした場合まず「もう一生絶対にうまくいきっこない」って自信喪失してしまうんだけど、「人間関係って修復も可能」っていう経験をしたとても希なケースだった。一度喧嘩とかしちゃうと、お互いに腹を割って意見を言い合ったりできるから今はとてもラクチンで、今後も長くつきあっていけるといいな〜と思っています。
 モノをつくる現場って人間関係とか政治とか生産性とかいろんな問題が絡んで、見誤るとすぐに楽な方向に流れてしまうんだけど、「いかにいいものを人に届けるか」「いいものをつくっていくか」って大事だなあと実感しています。今時の若者とか斜に構えててそういう事バカにするけどね。スタッフの人たちと朝まで延々しゃべったりした。 いつも「ああ、自分ってほんと一人だなあ」ってさみしい気分になることが多いんだけど、仕事の現場で人の温かさを感じれてちょっと幸せ。(むむ、今日の自分はちょっとプロジェクトX的になってる?もしかして?)・・・と朝日を眺めながら思ったのでした。