通し稽古

 演劇のプロデュースをしている方の依頼で今度スパンドルレンジという劇団の演劇を撮影することになったので、今日は夕方通し稽古の見学に行きました。演劇は去年撮影してみたんですが、大変にやりがいのあるものです。舞台を全く同じように映像で再現するのは無理ですが、でも、やはりすばらしいストーリーをカメラの切り返しによってより現場に近い形で再現するのは楽しいです。
 今回は「中央線」というタイトルの演劇で尺は1時間くらい。そして、内容は阿佐ヶ谷の喫茶店を舞台にした中央線にまつわるお話。舞台となる喫茶店は演劇の中にでてくるものと全く同一のヴィオロンというお店。現実の中に劇があって、劇のなかに現実があるというちょっと変わったお芝居になりそうですね。楽しみです。