さわやかすぎる問題!

 
 今日はお仕事の撮影で板橋区にある某NGOさんを取材に行きました。外観はフツーの民家です。そして中に入るとさわやかイケメンの方お二人が迎えてくれました。打ち合わせをしていると庭でニワトリが「コケコッコー!」と雄叫びをあげ、自分の周りを巨大な黒いワンちゃん(名前はグーちゃん)がすりすりしてきます。そしてなによりここの場は昔ながらの民家を使っているので「まるで夏休みにおばあちゃんの家に来てるみたい〜」でなごみます。取材でインタビューをした後に犬のお散歩や夕飯の支度などを撮らせて頂く合間にいろんなお話をしました。むずかしい教育問題ならいろいろ議論はできると思うんですが、ここの方々は「理屈をこねる」と言う事をしないです。海外や国内のキャンプ活動やボランティア活動を通して自然の中で動物に触れたり、農作業を通してものづくりを体で実感したり、おいしいご飯をつくってみんなで食べたり、そういった五感をフルに使って自分たちが楽しいと感じる事をやる事で「いつのまにか人と笑顔ではなせる様になった」りするというワケです。
 学校でもないし、行政の指導でもないし、作業所や自助グループでもないし・・・なんかやっぱり近所のお兄ちゃん、お姉ちゃんの家に遊びに来た感じですね。入れ替わり立ち代わり若者達がどんどん集まって来るこんな場所はそうそう無いなあ・・・と感じました。
 隙間も無駄もないオートマティックな生活からちょっと抜け出してかなり癒されちゃいました。こんな場所自分もつくれるといいなー。